黄帝内経:至真要大論

病機十九条:中医診断の最高指導原則

病機十九条:諸病の源を探る

「諸」は大部分を意味します。古人は複雑な病症を十九の核心的なメカニズムに帰納し、症状を観察することで体内の五行の不均衡を推測しました。

☯️ 上下焦 (気機昇降)
  • 諸の痿・喘・嘔は、皆上(上焦)に属す: 喘息や嘔吐は多くの場合、上焦の気の滞りに関連します。
  • 諸の厥・固・泄は、皆下(下焦)に属す: 手足の冷え、便秘(固)や下痢(泄)は、多くの場合下焦に関連します。
🌲 風木 (肝)
  • 諸の風・掉・眩は、皆肝に属す: めまい、手足の震えや揺れ。
  • 諸の暴強直は、皆風に属す: 突然の硬直、痙攣、弓なりに反り返る症状。
  • 備考:肝は目に開竅する。
🔥 火熱 (心/三焦)
  • 心: 諸の痛・痒・瘡(血脈の不通によるかゆみや痛み)は、皆心に属す。
  • 火: 発熱と悪寒、震え、狂躁、気の上逆、皮膚の潰瘍や激痛。
  • 熱: 体の硬直、体液の混濁、激しい嘔吐や下痢、腹部の膨張。
  • 備考:心は舌に開竅し、火熱による病が最も広範である。
⛰️ 湿土 (脾)
  • 諸の湿・腫・満は、皆脾に属す: 全身や腹部のむくみ、膨満感。
  • 諸の痙・項強は、皆湿に属す: 湿気の滞りによる体のこわばり、首の引きつり。
  • 備考:脾は口に開竅する。
⚔️ 燥金 (肺)
  • 諸の気の膹鬱は、皆肺に属す: 呼吸困難、胸のつかえ、気の詰まり。
  • 諸の燥・枯涸は、皆肺に属す: 津液(体液)の枯渇による症状。
  • 備考:肺は鼻に開竅する。
💧 寒水 (腎)
  • 諸の寒・収引は、皆腎に属す: 手足の縮こまり、ひきつり、伸ばせない状態。
  • 諸の病の水液、澄んで清冷なるは、皆寒に属す: 排出物(尿、痰など)が薄く澄んで粘り気がない。
  • 備考:腎は耳に開竅する。
💡 Academic Note: The original classical text contains highly context-dependent metaphysical terminology. It is preserved only in the Chinese versions to maintain linguistic accuracy.