九ノ雫

— 柩籠 —

深い眠りから覚めた深羽は、夕莉が再び山へ連れ去られたことを知る。引き止めるを振り切り、彼女は射影机を手に日上山へと向かった。消えた夕莉を連れ戻すため……そして、自分の母親に繋がる手がかりのために……

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場所: 幽ノ宮駅

深羽は山へ向かう夕莉の気配を感知し、ケーブルカーで幽ノ宮前駅へと向かう。駅を出ようとした際、怨霊 辻浦真幸汀奈緒 に遭遇するが、
無視して先を急ぐ。

残影を追いかけて深山道の幽ノ宮前参道まで進むと、残影 忌谷へ向かう不来方夕莉 が見える。彼女を追って忌谷へ入る。

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場所: 忌谷

入り口と無縁塚を繋ぐ道の角まで進むと、茂みの中に浮游霊 影に隠れる少女 が見える。

さらに進んで無縁塚に達すると、残影墓前に立つ雛咲深紅 を目撃する。

深紅の足跡を追って彼岸小道へ進むが行き止まりとなっていた……。地面から文書 —— 深紅の遺した紙切れ 一 を拾い上げる。

深羽はこの辺りの道に詳しくないため、まず夕莉を見つけてから母親を探すことに決める。
桜の木がある高台まで引き返すと、木の下に浮游霊 座り込む少女 が見える。

さらに西側の通路を進むと、左手の茂みの高い場所に浮游霊 墓前に立つ少年 が見える。

左上の出口近くの大禍境の脇にある山道に進むと、地蔵の前に 残影 大禍境へ向かう不来方夕莉 が見える。
彼女を追って大禍境へ入る。

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場所: 大禍境

中に入るとすぐに怨霊 天木静真/奥寺古都/兔野百合音 に襲われる。
彼らを倒した後、影見の能力で 残影 を追い、柩籠塚の前まで来ると、中から話し声が聞こえてくる。

柩籠塚に入ると、浮游霊 黒衣の老婆 が見える。

続いて怨霊 匡女 が出現する。
彼女を倒すと、地面から文書 —— 黒い表紙の手記 二流水紋の手記 二 を入手できる。

彼岸湖へ向かうと、湖の中へと歩いていく 夕莉 の姿が見える。

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場所: 彼岸湖

深羽は走り寄って背後から 夕莉 を引き止め、その瞬間、夕莉がかつて崖から飛び降りる直前に 密花 に引き止められた光景を看取る。

夕莉は正気に戻り、茫然と 深羽 を見つめる。
深羽「あなたまで、私を置いていかないで」。

そこへ、あの無敵の黒衣の婚礼衣装の怨霊(黒澤逢世)が再び出現する!
彼女は二人に囁く。‹ 「孤独に、共に堕ちよう……」

深羽は今は勝ち目がないと判断し、 夕莉 を連れて幽ノ宮前駅へと逃げ戻った。

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場所: 幽ノ宮前駅

幽ノ宮前駅に戻り、
深羽「帰りましょう、夕莉さん」。
夕莉「うん、ありがとう」。
ケーブルカーに乗り込み前部で起動させた後、車の後部を振り返ると、窓の外に浮游霊 窓に y 張り付く男 が見える。

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場所: ケーブルカー車内

夕莉「どうしてここへ来たの?」
深羽「私にも見えるから。骨董屋の誰よりも、見えすぎているのかもしれない……」。

夕莉「人と違うものが見えるのって、怖くない?」
深羽「私はもう、何も持っていないから。だから何も怖くないわ」。

夕莉「うそ。あなたも怖いはずよ。一人きりで取り残されるのが」。

結び

深羽は彼岸湖に消えかけていた 夕莉 を引き止めた。

肉親を失った過去、人の心を看取ってしまう能力、二人がそれぞれ抱えてきた深い孤独が、互いの心の距離を近づけたのだった。

しかし、未だ行方不明の 密花、そして深羽の母親である 深紅

彼女たちの失踪の謎を解く鍵は、あの黒い影の女が握っている。