十ノ雫

—— 冥婚 ——

は監視モニターの映像を通じて、が山へ連れ去られたことを知った。

累が消えた夜、蓮は一つの夢を見た。

夢の中で累がいた場所、そこは〈迷家〉——渡会邸だった。

蓮は累を連れ戻すため、日上山へと向かう。

♦ ♦ ♦

場所: しるべの森

「夢の中でがいた場所は、民俗学者・渡会啓示の家だ。そこへ行けば必ず手がかりがあるはずだ」。

道なりに柩沼の前まで進むと、そこに新たに火継堂が現れていた。中に入って調べてみよう。

♦ ♦ ♦

場所: 火継堂

崩落した部屋に入ると、左側の扉は内側から鍵がかかっていて進めない。
建物の外に出て裏手に回り、玄関から侵入。扉を開けて廊下に入り、右手の階段から二階へ上がる。

階段を上がって左の「火継回廊」へ。左手の下階にある、忌火の灯る部屋を覗き込むと、浮游霊 忌火の前の男 が見える。

火継回廊の右側の扉を開けて「柩部屋」に入ると、最奥に浮游霊 柩籠を作る男 が現れる。耳元で「忌火で燻した柩籠は、夜泉から人柱の身を護る。良い柩籠に入れねば、人柱はすぐに果ててしまう……」と声が囁く。
そして、その立っていた場所から文書 黒柩籠ノ書 を入手する。

廊下に戻り、角まで進んで扉を開けて下階へ。右の扉を開けて「忌火の祭壇」へ入る。
室内の祭壇の上から、文書 火継守心得ノ書 を獲得する。

その後、二人の怨霊 火継守 が出現する。
彼らを倒すと、忌火の近くから文書 血にまみれた手記 二 を入手。反対側の扉から出ることで、火継堂を後にして森へと戻ることができる。

♦ ♦ ♦

場所: しるべの森

まず参道を下っていくと、灯籠小路との合流点付近で怨霊 曲淵緋織 に襲われる。

灯籠小路に沿って進み、形代神社前参道との分かれ道に達すると、左手の樹洞の小道の中に浮游霊 紅い傘の女 が見える。

小道を迂回して残影を追いかけながら「ねじれ小道」へ進むと、木の下に浮游霊 花を捧げる女 が見える。

その後、形代神社へと戻る。

♦ ♦ ♦

場所: 形代神社

神社に入り拝殿へ進むと、床の上から文書 白菊の手記 一 を獲得する。
「これはあの白髪의 少女のノート……」。

雛壇の下の通路から胎內洞窟へと降りていく。

♦ ♦ ♦

場所: 胎内洞窟

道なりに進んで灯籠のある回廊の分かれ道に達すると、右側の通路に浮游霊 闇に浮遊する女 が見える。

さらに奥の柩籠の沈む部屋へ進み、出現した怨霊 柩籠の女 を倒した後、木柵の扉を抜けて渡会邸へと潜入する。

♦ ♦ ♦

場所: 渡会邸

右手の木の上に浮游霊 背の高い女 が見える。

扉を開けて渡会邸に入ると、正面の廊下に 残影 廊下を歩く榊一哉 が見える。
がどうしてここにいるんだ?」

廊下の角にある電話台の下の床から、文書 累のノート 五 を回収する。
はやっぱりここにいるんだわ」。

さらに進んで裏階段の扉を開けると、階段を上がっていく 残影 階段を上がる榊一哉 が見える。
榊の声が響く:「あの写真……あの写真を見てから……」

二階へ上がり書斎に入ると、前方の割れた窓の外に浮游霊 窓から覗く女 が見える。
机の上から文書 民俗学者の手記 八 を入手する。

納戸に入ると 柩籠 が置かれており、 はそれを開ける。

開けると、中に閉じ込められていた の姿があった。

しかし、蓮は突如として累によって箱の中へと引きずり込まれる。目を覚ますと、彼は「結びの家」の内部にいた。

♦ ♦ ♦

場所: 結びの家

最初に目覚めた客室の座布団の上から、文書 榊のノート 一 を入手する。

続いて掛け軸のある側の小窓に近づくと、下階に引き寄せられていく 残影 奥へ進む鏡宮累(結びの家) が見える。

扉を開けて廊下に出て、まず右側の扉を開けて「看取りの部屋」に入り、中央の小机の近くから文書 麻生邦彦の記録 一 を回収する。

階段を降りて道なりに進み、「結び絵馬の祭壇」に入ると、 残影 写真を見つめる榊一哉 を目撃し、彼の立っていた場所から文書 婚舎選定ノ書 を入手する。

反対側の扉から「丸窓の回廊」へ出ると、前方の通路の突き当たりに 残影 回廊の角に佇む榊一哉 が見える。

回廊の分かれ道まで進み、左の通路から倉庫へ入ると、床の上から文書 冥婚成就ノ書 を獲得する。

分かれ道に戻り、そのまま真っ直ぐ進んだ突き当たりの床の上から、文書 榊のノート 二 を入手する。

分かれ道に戻り、右の扉を開けて「宴の間」へ。屏風の前の床の上から文書 新郎ノ書 を回収。屏風の右側の扉を開けようとした瞬間、二人の怨霊 水籠祈・生前 に襲われる。彼女たちを倒した後、扉を開けて外へ出る。

庭園に出ると、一人の白髪の老婆が恭しく近づいてきてに言った。「ようこそおいでくださいました。麻生様が再びお越しくださるとは、これほど喜ばしいことはございません。お式のお相手はお決まりになりましたか? さあ、花嫁がお待ちかねです、こちらへ」。彼女に導かれ、奥の「婚礼の間」へと足を進める。

部屋に入ると、そこには白無垢を纏った花嫁が佇んでいた。よく見ると、なんとそれは だった!

の元へ駆け寄ったその瞬間、花嫁は一瞬にして黒衣の怨霊へと変貌した!!!

は激しい衝撃と共に目を覚ます。そこはやはり、渡会邸の納戸の、累を救い出したあの場所だった。

♦ ♦ ♦

場所: 渡会邸

に尋ねた。「歩けるか?」
は朦朧としながら呟く。「はい、先生……僕は……ずっと……待っていました……」。

納戸を出て書斎に戻ると、誰かに話しかけようとする 残影 話しかける榊一哉 が見える。
榊の声が響く:……あの写真を見るな……あの女の写真を……」

一階の玄関大門まで降りるが、正面の扉は凄まじい力で閉ざされており、外へ出られなくなっていた。

裏階段から扉を開けて仏間に入ると、 残影 柩籠に入れられる男 が見える。
榊の声が悲痛に響く:、なぜ君は何も言ってくれなかったんだ……答えてくれなかったんだ……君がそうしてくれていれば、僕は……」

仏間を通り抜けて台所勝手口の廊下の突き当たりまで進むが、その扉もロックされていた。扉のハンドルを撮影すると霊視 写し出された遺影の写真 を得られ、鍵が二枚の遺影の間にあることを知る。

仏間へ引き返すと、三方の壁に遺影が掛けられている。
左から二枚目と三枚目の遺影を撮影すると、額縁の裏からアイテムが落ち、 錆びついた赤色の鍵 を入手する。

突如、床の上の張られた 柩籠 が跳ね起きるように開き、怨霊 Kazuya Sakaki が出現する。彼を倒すと、文書 朽ち果てた手記 を獲得する。

錆びついた赤色の鍵 を使って台所勝手口の扉を開け、二人は裏口から渡会邸を脱出した。

結び

渡会邸に足を踏み入れたは、を見つけたあの柩籠の中へと引きずり込まれた。

見知らぬ奇妙な屋敷の中で目を覚ました蓮。

白髪の老婆に導かれた蓮を待っていたのは、婚礼衣装を纏った累の姿だった。それは生者と死者が永久の誓いを交わす〈冥婚〉の儀式であった。

は黒い婚礼衣装を纏った花嫁へと変貌し、その後まもなく、二人は渡会邸へと帰還した。

渡会邸に生還したは、そこで〈冥婚〉に失敗し、無残な姿へと成り果てた友「榊一哉」の最期を目の当たりにするのだった。

榊は、崩壊する渡会邸と共に霧の彼方へと消え去った。