五ノ雫

—— 迷家 ——

弔写真の調査を進めるうちに、
は日上山に移り住んだ民俗学者の存在を知る。

民俗学者「渡会啓示」。
彼の遺した文献の中に何か手がかりがあるかもしれない。

二人は調査を進める中で、
その民俗学者に関連すると思われる一 leader のビデオテープを発見する。

♦ ♦ ♦

場所: 放生邸

は一人で考えていた。自殺した冬陽や、首を吊りかけたが、共に巫女の姿をした霊を目撃していること。
夕莉から聞いた春河の入っていた黒い箱は、日上山の過去と関係があるのだろうか?
かつてここに住んでいたという渡会啓示の件を調べれば……何かが分かるかもしれない。

机の上から 『迷家』と題されたビデオテープ を入手して再生し、文書 ビデオテープ「迷家」について を獲得。すると直後に電話のベルが鳴り響く……

扉の脇の小机で電話を手に取ると、友人のからで、自身の結婚についての話だった。
しかし、途中で激しい雑音に遮られ、通話は途切れてしまう。

中央のソファの裏の床から、文書 累のノート 二 を拾い上げる。

ビデオテープ『迷家』の映像から、夕莉が言っていた形代神社の地下洞窟を通れば迷家へと繋がる可能性があると気づく。蓮はを伴い、形代神社へと出発した。

♦ ♦ ♦

場所: 形代神社

さんは先生と一緒に弔写真を探していた人ですよね。その後行方不明になっていましたけど、生きていると分かって本当に安心しました」。

裏門から神社に入り、「水帰りの回廊」に達した時、が突然、拝殿の方へとふらふら歩いて行ってしまう。
累は拝殿で、かつて夕莉も遭遇したあの白髪の少女に出会う。

白髪の少女「お兄ちゃん、私に話しかけないで。私、今は死んでるから」
「お兄ちゃん……?」
白髪の少女「お兄ちゃんはお姉ちゃんでしょ?」
「僕は、お兄ちゃんだよ」
白髪の少女は突如起き上がり、「嘘つき!」と叫ぶ。
「僕は……僕は……」
白髪の少女は傍らの人形を手に取り、「遊ぼう、この人はお前の人形……」と言う。
そして突然、少女は言い放った。「ううん、お前自身が人形になりなさい」。

放生蓮の視点に切り替わる

の姿が見えなくなったことに気づき、拝殿へ引き返して捜すと、三人の子供の霊に遭遇する。彼らは蓮に「今度の遊びは、お前の花嫁探しだよ!」と言い残し、走り去っていった。

「花嫁探し……?」
蓮はまずを見つけることを優先する。

「水帰りの回廊」に戻り、本殿廊下への扉を開ける。左手の突き当たりへ進むと、扉の向opacityから子供の声が聞こえる。扉を開けて納戸へ入る。
射影機で霊視を行うことで、一人目の子供を無事に見つけ出した。

本殿廊下(南)へ戻り、右手へ進んで水に浸かった本殿の角の手前まで来ると、子供の声が聞こえる扉から「工房」へ入る。
工房内の上部にある「物入」の扉を開け、射影機の霊視で二人目の子供を発見する。
工房の部屋を振り返ると、浮游霊 逃げ出す子供 が見える。

廊下に戻り、浸水した本殿を進んで左側の扉から「人形廊下」に入る。突き当たりの左の通路の床から、文書 形代神社記録 四 を入手する。

西倉庫に入り、まず左側の本殿廊下(西)へ進む。床の床下穴に近づくと子供の声が聞こえる。
射影機の霊視で三人目の子供を発見すると、前方に走り去る浮游霊 逃げ出す子供 が見える。

三人の子供の霊をすべて見つけ出すと、浸水した本殿の床の上に資料が出現する。近づいて 累のノート 三 を拾い上げる。

このノートを 寄香 にして 残影 を捜す。工房から本殿廊下(東)の突き当たりにある小部屋へと残影を追い、射影機の霊視を行うことで を発見する。

! 無事か!?」
「先生……本当に来てくれたんですね」
「怪我はないか?」
「はい」
二人は引き続き「迷家」を捜すため、拝殿に戻って洞窟の入り口を探すことにする。

本殿廊下(東)의 突き当たりの左手にある東倉庫から本殿廊下(北)へ進み、道なりに降りて水が張られた地下の回廊で文書 形代神社記録 二 を発見する。

本殿廊下(東)へ戻り、工房の扉の前に来ると、浮游霊 逃げ出す子供 が見える。

工房を通り抜けて本殿廊下(南)へ追っていくと、その子が「水帰りの回廊」へ走り去る浮游霊 逃げ出す子供 となって見える。

「水帰りの回廊」へ追って入ると、怨霊 夜泉人(よみびと) に襲われる。

彼を倒して拝殿まで戻ると、はあの白髪の少女の姿を目にし、彼女が毎晩自分の悪夢に現れる少女であることに気づき、驚愕する。

白髪の少女はゆっくりとの前に歩み寄り、「私の、寄香は……?」と問いかける。

はショックのあまり言葉が出ない……。
少女は静かに背を向けて去ろうとするが、不意に振り返り「私の寄香、失くしてしまったの?」と言い、消え去る直前に「約束したのに……」という言葉を遺して姿を消した。

は雛壇の右側の机の下に洞窟の入り口を発見し、「胎内洞窟」へと足を進める。

♦ ♦ ♦

場所: 胎内洞窟

「先生、僕は僕を選んでくれる人をずっと待っていました。僕は、ずっと先生を待っていたんです」。

「何を言っているんだ?」
「何でもありません、すみません。でも……もう分かりました。ただ僕には……あの子のことはまだ分かりません。あの子も、寄香を持った人を待っているんですね」。

通路を進んで突き当たりにある、柩籠の沈む部屋(かつて春河を救出した場所)に達する。お札の貼られた木柵の扉を調べると、射影機が反応を示す。

扉を撮影すると霊視 開かれた柩籠 を得られ、手がかりが箱の中にあることを知る。

部屋の水中に沈む箱を調べると、怨霊 百々瀬春河 が出現する!

彼女を倒すと 菖蒲の札鍵 を獲得。それを使って木柵の扉を開け、「渡会邸」へと潜入する。

♦ ♦ ♦

場所: 渡会邸

渡會宅邸外觀

玄関から屋内に入り、まずは右上の階段から二階へ上がる。
階段を上がった左手にある、壁の崩れた部屋の奥に進むと、廊下に残る 残影 彷徨う渡会啓示 が見える。

二階の手前側の突き当たりにある扉は頑丈にロックされており、一階へと戻ることを余儀なくされる。

中央の廊下を進み、左側の部屋に入ると、廊下に残る 残影 呟く渡会啓示 が見える。

廊下に戻り、右側の部屋に入ると、隅の棚から文書 民俗学者の手記 一 を入手できる。

廊下を戻り、角にある電話の場所に達すると突然ベルが鳴る。受話器を取ると、の声で「もう遅すぎた、僕はもう……」と言い残し、プツリと切れてしまう。
電話台の下の床から、花嫁の写真 を回収する。

「これ、先生があの日見た写真ですよね?」
もこの写真を持ってここへ来たのか? 僕と同じように……」。

新たな 残影 が出現する:奥へ進む渡会啓示
渡会啓示『死者との……結婚の……儀式……』

残影を追って角へ進み、左の扉を開けて裏階段へ出て、二階へと上がる。

階段を上がった先の廊下で 残影 引き寄せられる渡会啓示 を目撃する。
渡会啓示『写真が呼んでいる……写真が……笑っている……微笑んでいる……』

階段口の裏手の隅にある書棚から、文書 民俗学者の手記 三 を獲得する。

扉を開けて書庫に入ると、中央の書棚の列から文書 民俗学者の手記 四民俗学者の録음テープ 二 を入手する。

奥の書斎に進むと、残影 思索に耽る渡会啓示 が見える。

書斎の左の扉の近くにある本の山から 民俗学者の手記 二 を、机の上から 民俗学者の手記 五民俗学者の録音テープ 一 を獲得する。

書斎の右の扉から納戸に入り、隅の梯子を見上げると、屋根裏部屋に渡会啓示の霊が佇んでいるのが見え、彼の最後の記録である文書 民俗学者の手記 六 を入手する。

麻生邦彦……麻生博士もこの件に関係しているというのか?」

突如、部屋の中に不気味な霧が立ち込め、危険を察した二人はすぐに脱出を図る。
一階の裏階段まで戻るが、廊下への扉は凄まじい力で閉ざされており戻れなくなっていた。

右の扉を開けて仏間に入ると、そこへ怨霊 渡會啓示 が出現し襲いかかってくる。彼を倒した瞬間、がその霊に触れ、渡会の最期の記憶を看取る。

長い廊下を、渡会啓示がゆっくりと進みながら呟いている。「ようやく辿り着いた。この家の最奥で、彼女が私を待っている。早く迎えに行かなければ……」。
彼が扉に近づくと、扉がひとりでに開いた。

中には写真の花嫁が佇んでいたが、突如として彼女は黒衣の形相へと変貌した……

渡会啓示は悲鳴を上げて逃げようとしたが、一瞬にして闇の中へと引きずり込まれていった……

渡会を倒した地面から、文書 民俗学者の手記 七民俗学者の録音テープ 三 を回収する。

次の扉を開けると、そこへ怨霊 枢木恭蔵 が外から突入して襲いかかる。彼を消滅させた後、彼が飛び込んできた外の大木を見上げると、浮游霊 背の高い女(黒澤逢世) の姿が見えた。

玄関に戻ると、怨霊 柩籠の女 に襲われる。彼女を撃破して邸宅の外に出ると、建物全体が深い霧の中に溶けるようにして消え去ってしまった。二人はそのまま駅へと引き返した。

♦ ♦ ♦

場所: しるべの森駅

「さっきのは……あの民俗学者の、渡会啓示ですか?」
「ああ」
「この山で、恐ろしいことが起きているんですね」
「分からない」
さんもこの山にいるんでしょうか? あの民俗学者のように……」
「もう言うな」。

二人は電車に乗り、帰路に就いた。

結び

一連のビデオテープの手がかりを追い、渡会邸へと足を踏み入れた

その途上の形代神社で、彼は白髪の少女に出会った。彼女こそが、毎晚蓮の夢に現れる少女であった。

「なぜ私の寄香を持ってきてくれなかったの……」
少女はそう言い残し、虚空へと消え去った。

迷家となった渡会邸の内部には、日上山の信仰に関する数々の調査記録が遺されていた。

がそこから脱出した直後、渡会邸は霧の彼方へと完全に消失した。