五ノ刻

—— 贄 ——

黒澤家の土蔵に囚われた繭。「そばにいて……」と懇願する繭の言葉に心を痛めながらも、土蔵の鍵を探すため、澪は一人で村の探索へと向かう。

鉄格子の向こうの繭を射影機で撮影する(浮遊霊:囚われの繭)。
澪は心配と申し訳なさから優しく声をかける。「ごめんね……もう少しだけ待ってて、お姉ちゃん。」
繭は鉄格子に手を押し当て、切実に懇願する。「行かないで……ここにいて。澪……約束、忘れないで……もう一人はいや……」
澪は涙を堪えて背を向けた。少し歩いた背後から、繭の虚ろな囁きが聞こえてきた。
『八重……また……約束破った……』

土蔵の廊下を抜け、地下貯蔵庫の石段を下りる。突如モノクロの死寂が訪れ、不死身の怪物「楔」が再び襲来! 澪は必死に黒澤家を脱出し、囁き橋を渡って朋鳴門へ逃げ延びる。しかし門は再び固く閉ざされていた。澪は左の草むらに隠れ、追ってきた楔が門を押し破るのを息を殺して待った。気配が遠ざかり草むらを出ると、懐中電灯の明かりが灯った。

草むらを進み、浮島の手前で「喚起」を使って水上に通路を復元。小橋の上から左の水面を撮影し、水死体の残影(地縛霊:水に死す女)を捉え、「水に沈んだメモ」を拾った。

朋鳴門を抜けて右折し、石段で落下する女(浮遊霊:落ちる女)を撮影。階段を上がり左へ進むと、空中を舞う紅い蝶(浮遊霊:漂う紅い蝶)を捉えた。

逢坂家へ向かうと、玄関前に戻ってきた真澄(浮遊霊:恋人のもとへ戻る男)が現れる。玄関で角に隠れる子供(地縛霊:かくれんぼの少女)を撮影した。

仏間に入り、右の壁を撮影(浮遊霊:壁に向かう男)。真壁の声が響く。『地下への入口を知る少年……倉庫に囚われているらしい……』
左の壊れた戸の下をしゃがんで覗き、重なり合う霊たち(浮遊霊:首を絞められる女、首を絞める男、再会した恋人)を撮影した。

真壁が向いていた壁に「喚起」を使い、仕掛けを解いて地下道への入口を開いた。
地下へ下り、左の分岐で「双子人形 二十九」を回収。次の分岐で左を進むと、民俗学者の姿(浮遊霊:地下を調べる男)を捉え、彼の独り言を聞く。『地下道……昔は繋がっていたのか……この奥のどこかに……』

狭い穴をくぐり、奥の木箱から「赤錆びた鍵」を入手。
「この鍵があれば、お姉ちゃんを助けられる!」
直後、忌人の怨霊(怨霊:忌人)が襲いかかるが、素早く撃退した。

土間廊下へ戻り、引きずられる影(浮遊霊:引きずられる影)を撮影。階段を上がり、照のレンズで通路を出現させて進むと怨霊(怨霊:鬼と遊ぶ少年)が襲来。撃破後、「子供の手書きメモ 三」「勾玉:アラゴナイト」「双子人形 十八」「双子人形 十九」を回収した。

奥の部屋へ進み、廊下の真澄(浮遊霊:奥へ向かう男)を撮影。部屋に入ると、正気を失った真澄が美也子の首を絞殺する過去の光景がフラッシュバックする! 直後、怨霊と化した真澄と美也子(怨霊:槙村真澄、怨霊:須堂美也子)が同時に襲来! 二人を浄化し、「勾玉:カーネリアン」を入手、照のレンズで隠し部屋を出現させた。

二階の書斎で真壁清次郎(浮遊霊:書斎を調べる男)を撮影し、「民俗学者の手記 五」を拾う。天井の梁に潜む少年(地縛霊:梁から覗く少年)も撮影した。

逢坂家を出て槌原家前で泣く女(浮遊霊:泣く女)を撮影し、「蝶の日記 十」と「勾玉:フローライト」を入手。

物置の裏へ回り、樹月に声をかける。
格子越しに樹月が焦燥を露わにする。
「八重……まだ紗重を助けてないの……? その鍵があれば助けられるはずだ……もうここへ来なくていい。八重、僕のことはいいから早く村を出て。宗方が村に来ているはずだ。きっと君たちを迎えに来る。紗重を助けたらすぐ彼を探して。二人で外へ逃げるんだ……あの儀式を続けちゃいけない。」

宗方の足跡を追い黒澤家の前庭へ向かい、再会する霊たち(浮遊霊:再会の青年、再会の紗重、再会の八重、再会の三人)を撮影。「緑の表紙の日記 一」「砕けたホスホフィライト」を拾い、【サブイベント:宗方良蔵】が発生。

暮羽神社の参道で進む宮司たち(浮遊霊:神社へ向かう宮司、階段を上がる宮司、参道を行く宮司、神社へ向かう宮司たち)を連続撮影。社殿裏で宗方(浮遊霊:神社を調べる青年)を撮り「緑の表紙の日記 三」を入手。

黒澤家の土蔵へ戻ると、奥から声が響く。『八重……やっと来てくれたのね……』
「赤錆びた鍵」で扉を開けたが、中はもぬけの殻だった。机の前の残影(浮遊霊:手紙を書く繭)を撮り、「繭の書き置き」を回収。

過去の惨劇が脳裏に蘇る——
暗い森の中、樹月が八重と紗重の逃走を必死に手引きしていた。
『二人で逃げるんだ。振り返るな……』
八重は紗重の手を引いて走るが、病弱な紗重は追いつけない。
『八重、待って……置いていかないで……』
繋いだ手が無情にもほどけ、紗重は崖下へ転落し村人に捕らえられた。絶望の中でも紗重は、八重が助けに来てくれると信じ続けていた……

我に返ると、牢の冷たい壁に刻まれた文字が目に飛び込んできた。

『また私を置いていくの?』

澪の心は激しく揺さぶられ、涙声で呟いた。「お姉ちゃん……」

牢を出ると紗重の霊影が現れる。『もう一度、儀式を……』
撮影し(浮遊霊:土蔵の前に立つ女)、「勾玉:フローライト」を拾い【サブイベント:黒澤紗重】が発生。

霊視レンズで繭の足跡を追い、布の廊下を出る姿(浮遊霊:土蔵を出る繭)を撮影。仏間で手招きする子供(浮遊霊:手招きする少年)を撮り、「子供の手書きメモ 二」「勾玉:プレナイト」を拾い、怨霊(怨霊:鬼に追われる少年)を撃破。

納戸へ向かう繭(浮遊霊:玄関へ向かう繭)を撮影。繭の悲しい声が響く。『ごめんね……最後にもう一度会えたらよかったのに……』

二階へ上がり部屋へ戻る女(浮遊霊:部屋へ戻る女)を撮影。雛壇の間で練習する双子(浮遊霊:練習する紗重、練習する八重、練習する双子)を撮影し、「蝶の日記 五」を入手。屏風の陰の少女(浮遊霊:雛壇の陰の少女)も撮影。

客間で大償の犠牲者たち(浮遊霊:垂れた手、逃げ遅れた女、手を探す女)を撮影。

大広間へ下り、面をつけた宮司(怨霊:顔を隠した宮司)を撃破。中央でうなだれる霊(地縛霊:項垂れる女)を撮影。

屋敷を出て橋へ向かう繭(浮遊霊:橋へ向かう繭)を撮影。

木橋を渡り朋鳴門を抜けて桐生家と立花家の間にある天の橋を見上げると——高架橋の上を操り人形のように歩く繭と、その背後に忍び寄る禍々しい怨霊の姿があった……

天之橋上的繭與背後的怨靈 天之橋上的繭與背後的怨靈
結び