十之蝕:殘櫻

十之蝕

—— 残桜 ——

長四郎は再び、呪われた朧月島へと足を踏み入れた。

調査が進むにつれ、島の住民たちが禁じられた「帰来迎」の神楽によって集団で「月幽病」に罹患したという闇の真相が次第に浮かび上がってくる。

そして、画家・曲木遊光の部屋「色取月」に残された不気味な絵画に描かれた、あの紅い服の女は一体誰なのだろうか……?

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朧月館 3階 309号室・色取月

地上的畫作 床にある不気味な絵画

再び床の絵画を調べて撮影すると、中庭の光景が写し出される――忘れられた光景

部屋の中央にある画材が散乱した机の上から、資料曲木の創作随記 二を発見する。

浴室横の扉から部屋を出て廊下へ進むと、左側に聞き覚えのある人影――画廊の奥へと入っていく浮遊霊 画廊に入る灰原耀の姿を捉える。

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朧月館 3階 画廊 月窓

彼の後を追って画廊に入ると、最奥の絵画の前で、壁の作品をじっと見つめる浮遊霊 絵を見つめる灰原耀の姿があり、そのままかき消える。

最奥まで進み、床に落とされていたノート黒い手帳 三と、黒檀の片鍵を拾う。

壁の紅い服の女の肖像画と左側の五奏者の絵を凝視していると、背後から突然車椅子が転がる音が響く。
振り返った瞬間、紅い車椅子が虚空から現れ、怨霊千堂翳が襲いかかってきた。

千堂翳出現 車椅子とともに現れる千堂翳

彼女を退けた後、床から関連資料千堂翳の手紙 三を入手する。

心を落ち着かせ、長四郎はエレベーターホールに戻り、4階へと昇る。

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朧月館 4階 管理室 殘冬

管理室に足を踏み入れた瞬間、耳を刺すような警報音が空間に鳴り響いた。
受付の内側に入り、壁のパネルを操作して警報を強制的に停止させるが、耳の奥には病室の奥から女の患者たちが騒ぎ立てる狂気じみた声が微かに木霊している……

受付の最も奥にある机の上から、患者に関する報告書四階隔離病房報告 四を発見する。

報告書から、4階に隔離されている女の患者の名前が朔夜であることを知る。隔離病棟の前に来ると、一人の浮遊霊が部屋に入るのを目撃する。

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朧月館 4階 412号室 冰月

霊の足跡を追って412号室「冰月」へ。ベッドの下から録音テープ灰原耀のテープと日記朔夜の日記 四を発見する。

資料を読んでいると、怨霊片桐省二が突如襲いかかってきた。
同時に、怨霊園崎詩絵も戦闘に加わる。この混戦には細心の注意を払わねばならない。

除霊に成功した後、床から助手が遺した記録助手の記述 七を入手する。

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朧月館 4階 エレベーターホール

エレベーターで戻ろうとすると、扉が開いた瞬間に怨霊園崎詩絵白月冬子が飛び出してくる。

激戦の末、消滅した霊から看護婦の記録当番看護婦の記述 二を入手する。

安全を確認した後、エレベーターで2階へ降りる。

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朧月館 2階 エレベーターホール

外へ出て左を見ると、浮遊霊 隠し扉の前に立つ灰原耀が佇んでいる。その隠し扉を調べてみるが、固く閉ざされており、ここから入ることはできない。

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朧月館 2階 207号室・蘭月

ロビーを回り込み、長い探索の末にようやく亜夜子の病室「蘭月」に到達する。
ベッドの上では、浮遊霊 ベッドで悶える亜夜子が、まるで目に見えない力に縛られているかのように苦しげに身をよじっていた。

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朧月館 2階 天蓋付きベッドのある部屋

隅の小扉から内室に入り、カメラをベッドの奥(枕のあたり)に向けて撮影すると、地縛霊 咲いた亜夜子を捉えることができる。

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朧月館 2階 隠し部屋

扉を押し開けて隠し部屋へ。左側の壁に掛けられたスーツのポケットを探ると、資料黒い手帳 四が見つかる。

右側に積み上げられた木箱に向かい、小さな鍵を使って上の木箱を開けると、資料黒い手帳 五と一本の封印されたフィルムを入手する。

探索を終え、ロビーに戻り階段から1階へ降りる。

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朧月館 1階:102 麗月 レストラン

レストランに入り、中央の映写機を使って封印されたフィルムを再生する。
色褪せた映像には、器と五奏者が神楽を行う不気味な光景が映し出されていた……

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中庭

エレベーターホールに戻り、廊下を抜けて中庭へ。凄まじい霊気が押し寄せ、地下道の入り口から咲いた朔夜が襲いかかってくる。
もはや逃げ道はなく、ここで決戦となる。苦戦の末に勝利を収め、急いで地下道に入り地下1階へ向かう。

背水一戰 退路なき背水の陣
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朧月館 地下1階

薄暗い通路を進んで貯水管理室へ。隅の棚から録音テープ「霧島の調査記録 六」を入手する。

配電室へと進み、机の横의 棚から資料当番看護婦の記述 三を拾い上げる。

部屋の中央にある床の穴を通りかかる際、視線を感じて射影機を下に向けて撮影すると、潜んでいた地縛霊 床下の女を捉えることができる。

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忌ノ宮

忌之宮 禁忌の忌ノ宮へ足を踏み入れる

反対側の扉から祓浄道へ入り、突き当たりで黒檀の片鍵を使って重い大扉を開け、「忌ノ宮」へと足を踏み入れる。
過去の記憶が瞬時に蘇る――あの紅い服の女が左側の牢の中で目覚める画面が鮮明に映し出される……

前方にある祠の供物台の上から、古い資料忌ノ宮守の記述を入手する。

左側牢房(朔夜沉睡2年的地方) 左側の牢

左側の牢へ近づくと、小夜歌の霊体が突ju姿を現し、仮面の破片を流歌に渡してほしいと長四郎に託す……。

小夜歌突然顯現 小夜歌の霊体が突如現れる
面具碎片 託された仮面の破片
在月映洞交給流歌 この託された破片は月映ノ洞で流歌に渡されることになる

小夜歌が言葉を遺して消え去った後、ベッドの上から黒い面の欠片(右目)を入手する。
隣のナイトスタンドの上には資料書き付けられた言葉が残されていた。

元の道を中庭へと引き返す途中、咲いた朔夜が再び襲いかかってくる。
ここは戦いを避け、中庭を駆け抜けて急いで病院の内部へと逃げ込み、追跡を振り切る。

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朧月館 1階

中庭から廊下に戻り、右側のエレベーターホール方向の扉を開けると、連絡通路の前にまるで長四郎を導くかのように浮遊霊 新館へ向かう灰原耀の姿が現れる。

彼の足跡を追って連絡通路を進み、灰原病院へ入る。

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灰原病院 1階 院長室

院長室に到着し、事務机の右側にある書棚から資料灰原院長的記述 三を発見する。

院長室を出て、左側の階段から地下1階へ降り、そのままエレベーターのある場所へ向かって地下2階へと降りる。

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月映ノ洞

月映ノ洞に足を踏み入れた瞬間、幼い流歌を連れた灰原重人の怨霊が立ちはだかる。彼を倒さねばならない。

帶著年幼流歌的灰原重人 幼い流歌を連れた灰原重人
灰原重人 怨霊 灰原重人

戦闘に勝利した後、先ほど手に入れた仮面の破片を幼い流歌に渡し、小夜歌の託しを果たす。

年幼的5位奏者 幼い頃の五人の奏者
年幼的流歌 幼い頃の流歌
面具碎片交給年幼的流歌 仮面の破片を幼い流歌に手渡す

その時、視界の端に灰原耀の姿を捉える。

眼角餘光瞥見了灰原耀的蹤影 視界の端に灰原耀の姿を捉える

灰原耀を追ってエレベーターの前まで行くが、彼は一足先にエレベーターで去ってしまう。長四郎はすぐに隣のケージに乗り、後を追う(自動的に上昇)。

エレベーターが2階に到着し、扉が開いた瞬間、左側の廊下から右へと慌てて逃げていく浮遊霊 霧島から逃げる灰原耀의 姿が見える。

彼が逃げた方向を追って第二病室へ入ると、中央のベッド付近で、別の出口へと必死に走る浮遊霊 追われる灰原耀の姿を再び目撃する。

洗濯室のある廊下へと追いかけると、見上げた先に、最後の階段を上って屋上へと逃げていく浮遊霊 屋上へ上がる灰原耀の姿があった。

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灰原病院 屋上

頂樓 病院屋上での死闘

一気に屋上へと駆け上がり、ついに灰原耀を追い詰める。
しかし、近づいた瞬間、腹部に激しい痛みが走る――耀の不意打ちにより、刃物で刺されたのだ。
激痛と薄れゆく意識の中で、長四郎は残された力を振り絞って前方へと飛びかかり、灰原耀を巻き添えにして屋上から転落した……

長四郎 渾身の一撃

落下する風音の中で、残酷な現実がついに明かされる。本当は……霧島長四郎はすでに8年前に死んでいたのだ。

原來…… 本当は……
天空一輪明月 夜空に孤独に掛かる明月

小夜歌の霊体が姿を現す。長四郎は振り返り、言葉はなくともすべてを理解し合う……

小夜歌出現 小夜歌の姿が静かに現れる
長四郎驀然回首 振り返る長四郎
一切盡在不言中 言葉はなくともすべてが通じ合う
結尾

10年前の朧月神楽の最中に少女たちを誘拐したのは、やはり灰原耀だった。

彼と父・重人は、秘密裏に禁忌の古き地下儀式「帰來迎」を執り行うため、儀式に不可欠な「奏者」の役割を務める5人の少女を誘拐したのだ。

儀式の中心となる「器」を務めたのは、灰原重人の娘であり、耀が歪んだ執着を抱いていた姉の朔夜だった。

朔夜は月幽病の重症患者であり、灰原親子は完成した月蝕の面を用いて帰來迎を行うことだけが彼女を救う道だと信じていた。
しかし儀式は破滅的な失敗に終わり、朔夜は病院の地下で生と死の間を彷徨う昏睡状態に陥り、いつ明けるとも知れぬ眠りについた……

この瞬間、霧島はすべての記憶を鮮明に思い出した。

失踪事件から2年後、朔夜は突如として目覚め、島中を徘徊して住民たちを次々と「咲かせて」いった。
その日が「無苦の日」だった。
霧島はその当日に灰原耀を追って島に上陸し、その惨劇を目撃した。混乱の中で耀を屋上へと追い詰め、最終的に彼を巻き添えにして転落死したのだ。

「そういうことだったのか……」

灰原病院の前――霧島は8年前、まさにこの場所で命を落としていたのだ。
彼の魂は耀の幻影を追い、この島を永遠に彷徨い続けていた。月蝕の面の破片を流歌に渡し、小夜歌の願いを果たした今、小夜歌は長四郎の傍らに立ち、二人は静かにその亡骸の前に佇み続けるのだった……