310号室.神去月
海咲はかつて過ごした 310号室「神去月」に戻る。思い出の詰まった病室で、幼い頃の自分と、顔の判然としない一人の女が写った写真を見つける。
この黒衣の少女とあの女には一体どんな繋がりがあるのだろう? 彼女を見つけ出せば、失われた過去のすべての謎が解けるという強い予感が胸をよぎる……
振り返ろうとしたその瞬間、入り口に浮遊霊 部屋を去る黒衣の少女の姿が不意に現れる。
蓄音機が置かれた隅の棚で、海咲と黒衣의 少女の写真を発見し、資料麻生海咲の治療方針を入手する。
部屋を出てエレベーターホールへ向かい、ボタンを押して中に入る。すると、浮遊霊 エレベーターに佇む少女が目の前に物憂げに姿を現した。
手に入れた亜鉛製の金属平鍵を使って操作パネルの4階ボタンのロックを解除し、そのまま4階へと昇る。
4階 エレベーターホール
エレベーターの扉が開く。4階のホールに足を踏み入れた瞬間、怨霊北爪匡子の猛烈な襲撃を受ける。
管理室 殘冬
怨霊を退けて管理室へ。左側の机の上から資料四階隔離病棟報告 二と資料四階部屋割り表を入手。その時、静まり返った部屋に電話の呼び出し音が突如鳴り響き lederhaut、背筋を凍らせる。
受付の内側に入り、机の上から資料四階隔離病棟報告 一を入手。
目を上げると、壁のパネルの前に浮遊霊 パネルを操作する少女が現れる。
壁のパネルを調べるがロックされており、暗号が必要なようだ。画面を閉じるとパネルから霊力反応が検出され、射影機で撮影すると手がかりの画像耳に届く暗号を入手。解錠コードが「4467」であることを知る。
再びパネルを操作して暗号「4467」を入力し、廊下へ続く扉のロックを解除する。
4階 隔離病棟廊下
受付左側の解錠されたばかりの扉から廊下へ進むと、前方に浮遊霊 廊下を歩く二人の姿が見える。
角の小机の上で資料四階隔離病棟報告 三を入手。
さらに進み、隔離病棟へと続く廊下の入り口に達すると、浮遊霊 阻む看護婦が突如出現。直後に怨霊園崎詩絵が襲いかかってくる。
激しい死闘の末に彼女を退け、扉を開けて隔離病棟の前へと進む。
隔離病棟412号室「冰月」の扉の前で、浮遊霊 扉を開けようとする二人を目撃する。
扉の右側の机から資料助手の記述 六を入手。
412号室.冰月
扉を押し開けて「冰月」の病室に入ると、ベッドの上に浮遊霊 人形を抱く女が静かに姿を現す。
入り口左側の机から資料助手の記述 五を入手。ベッドの上には資料朔夜の日記 一が残されていた。
ベッドの足元、窓際にある円卓へ向かい資料朔夜の日記 二を入手。窓の外に目をやると、夜空をじっと見つめる浮遊霊 月を見る幼い海咲の姿があった。
左の扉から窓外の植物室へ回り込み、床の上から資料海咲の日記とアイテム朧月細工の破片を入手する。
室内の隅に戻り、人形で埋め尽くされた棚の上でからくり木箱を発見。朧月細工の破片をはめ込み、パズルを解く。
パズルを解くと木箱が開き、資料朔夜の日記 三を入手する。
解かれたからくり木箱
その時、ベッドの傍らに浮遊霊 見つめる黒衣の少女の姿を見る。彼女に近づいた瞬間、幼い頃の記憶が激しい潮のように意識に押し寄せる。
我に返ったとき、海咲は自分が灰原病院の屋上テラスに立っていることに気づいた。
7歳の海咲
屋上へと戻ってきた現在の海咲
灰原病院 屋上
屋上の手すりの近くに、恐ろしい浮遊霊 飛び降りる患者の残影を見る。
近づくと、霊はそのまま身を投げた……その場所を調べると、コンクリートの床の上に資料自殺した女性の遺書が遺されていた。
灰原病院 2階
2階へ進み、右側のベッドの下から資料患者の記述を入手する。
前方の扉を開け談話室前の通路へ出ると、部屋の前に佇む浮遊霊 部屋の前に立つ男の姿が見える。彼が立っていた第一病室へ入る。
第一病室の右前方奥のベッドの上で、資料出されなかった手紙の断片を入手。
病室を出ようとすると周囲の空気が一変し、怨霊相庭崇と怨霊相庭伊織が同時に襲いかかってくる。
怨霊を退けて廊下に戻り、左を見ると、談話室にいる浮遊霊 海咲を呼ぶ院長の姿が映る。
さらに進み、扉を開けて玄関ロビーの上部へ。階段の場所で浮遊霊 階段を下りる院長を目撃。
彼の後を追って下へ降り、1階に達する直前、再び浮遊霊 診察室へ向かう院長を目撃する。
灰原病院 1階
病院の正面に立ち、左上(灰色の左側バルコニーの隅あたり)を見上げて撮影すると、地縛霊 屋上から落ちた女を捉えることができる。
病院の玄関ロビーに戻り、院長が消えた方向へ診察室、病歴管理室を抜けて進むと、再び浮遊霊 奥へ向かう院長の姿を見る。
追跡を続け院長室前の廊下へ出ると、浮遊霊 院長室の前に立つ院長が見える。
この時はまだ院長室に入らず、階段を下りて地下1階の独房のある廊下へ向かう。
下方の通路(廊下に入って右折)の壁に、独房の内部を覗き込める小さな穴がある。
カメラをその穴に向けて撮影すると、地縛霊 吊られた女を捉えることができる。
1階に戻り、院長室へ正式に入る。
入り口右側の壁にある黒板の右上にある小さな窓から、こちらを監視しているかのような地縛霊 窓から覗く目が撮影できる。
机の前の小テーブルの上から資料カルテ 麻生海咲 二を入手。
続いて机の上のインターホンパネルを調べると、隅の棚の仕掛けが解け、奥へと続く隠し通路が開き、地下2階へと直通する。
灰原病院 地下2階
隠し通路から地下2階の研究室へ降りると、ベッドの前に浮遊霊 灰原院長と海咲の光景が浮かび上がる。直後に怨霊桐谷氷見子が狂気とともに襲ってくる。
怨霊を退けた後、ベッドの上から資料カルテ 麻生海咲 三を入手。
続いて地下道へ向かう浮遊霊 振り返る少女の姿を見る。彼女の後を追って古い石段を降り地下通路へ行くと、前方に再び浮遊霊 奥へ向かう少女が現れる。
さらに進み、低い木門をくぐって「月映ノ洞」へ。左へ進むと、残された記憶である浮遊霊 連れ去られる海咲の姿を見る。
低い木門をくぐる海咲
月映ノ洞へ入る
月映ノ洞
小さな祠の前に達すると、怨霊たちの激しい包囲に遭う。戦闘を終えると、祠の祭壇から資料月映ノ井戸ノ由来を入手する。
この時、海咲は幼い頃にここへ連れてこられ、極めて重要な何かを遺した直後に無理やり連れ去られた記憶を完全に思い出す……
月黃泉堂 月黃泉道
我に返ると、海咲は月黄泉堂へと続く月黄泉道に立っており、前方では浮遊霊 どこかへ向かう少女が道を照らしていた。
月黄泉道
彼女を追って共鳴洞へ入ると、かつて面を被せられ、「帰来迎」の奏者となった光景が脳裏をかすめる。
7歳の海咲
灰原耀に奏者の面を被せられる
器を務める朔夜
月黃泉堂
月黃泉堂
中央の祭壇に達すると、凶悪な怨霊紅い服の女が姿を現す。
最終決戦:紅い服の女
死闘を制し勝利すると、海咲はあの黒衣の少女の名前が「海夜」であったことを思い出す。
海咲が遺した大切なもの
「顔のない女」は、かつて灰原病院に入院していた朔夜であり、彼女は自身の身代わりとして人形を海咲に贈ったのだった。
月幽病は悪化すると人格の分裂を引き起こし、最終的には死に至る。朔夜は病の進行を抑えるため、人形を自分自身と見なし、それを強く抱きしめることで残り少ない自己を維持していたのだ。
その人形は朔夜の分身であり、同時に海咲を映す鏡でもあった。それこそが、あの黒衣の少女――海夜の正体だった。
地下深くの月黄泉堂に達した海咲は、ついに朔夜と対峙する。しかし彼女はもはや、かつて優しい微笑みを浮かべていた女性ではなかった。島で行われた「帰来迎」の儀式の失敗により、朔夜は完全に「咲き」乱れてしまっていた。
彼女は視線を交わした者すべてを瞬時に「咲かせて」しまう。海咲は海夜――いや、怨霊と化した朔夜の抱擁に包まれ、自らも境界を越えて完全に「咲いて」いくのを感じるのだった。